2021年11月24日
玩具とベビー用品の国内最大級の総合専門店を運営する日本トイザらス株式会社(本社:神奈川県川崎市)は、昨年に引き続き、3~8歳の子どもを持つ親1,200名を対象とした「子どもたちのクリスマスに関する調査」を実施しました。昨年は新型コロナウイルスの影響により、クリスマスも外出を控える方が多く「おうちクリスマス」が主流という結果に。今年は子どもたちがどのようなクリスマスを過ごすのか、気になるクリスマス事情の調査結果を発表いたします。
調査サマリー
今年、3~8歳の子ども向けで最も人気となったプレゼントのカテゴリーは、2年連続で「キャラクタートイ」(20.5%)でした。昨年4位だった「テレビゲーム・ゲームソフト」(17.2%)が「人形・ぬいぐるみ・フィギュア」(16.8%)を僅差で抜き、2位となっています。キャラクター別では、「すみっコぐらし」(12.6%)が1位となったものの、2位以降の4キャラクターは10.7~10.3%のほぼ同率で、「ディズニープリンセス」「アナと雪の女王」「プリキュアシリーズ」「鬼滅の刃」と続くなど、今年はカテゴリー、キャラクターともに人気が分かれる形となりました。
今年のクリスマスの過ごし方について聞いたところ、「自宅でディナー」(58.1%)、「自宅に装飾・クリスマスツリーを飾る」(35.2%)と、自宅で過ごす傾向は昨年と大きく変わりませんでした。過ごし方の工夫については、コロナ禍でおでかけや外食ができなかった分、少し贅沢な食事やケーキを用意したいという声が多くありました。一方で、「イルミネーションを見に行く」人は5.8%から7.5%に、「テーマパークへ行く」人は3.3%から4.1%と、クリスマスならではの外出を予定する人も増えつつあるようです。
9割近くの子どもたちがサンタさんからプレゼントをもらう中、14.6%がサンタさんと親の両方からプレゼン トをもらうということが明らかになりました。また、サンタさんからのプレゼントは、約8割が「手紙を書く」などしてサンタさんにお願いしたものが贈られる一方、親からのプレゼントの約3割が「飽きずに長く遊べるものを選ぶ」など、親が選んだプレゼントをサプライズ形式で贈られる割合が高くなるという結果が判明しました。
クリスマスに子どもへプレゼントしようと思っているおもちゃについて、カテゴリーとキャラクター別で聞きました。カテゴリー別で最も人気を集めたのは、昨年の22.8%から2.3ポイント落としたものの、20.5%で昨年に引き続き「キャラクタートイ」となりました。2位には「テレビゲーム・ゲームソフト」(17.2%)、僅差で3位は「人形・ぬいぐるみ・フィギュア」(16.8%)と続き、順位は多少入れ替わったものの上位5カテゴリーは変わらないという結果になりました。6位も昨年と同じ「学習玩具」でしたが、今年は12.4%と昨年と比較して1.7%伸びており、中でも「すみっこぐらし」のものをプレゼントすると31.5%が回答していることから「すみっこぐらし」の人気とあいまって伸びていると考えられます。
年代別のランキングとしては、3~5歳の男の子には昨年同様「電車・乗り物」の人気が最も高かった一方、6~8歳の男の子では「テレビゲーム・ゲームソフト」が最も人気という結果になりました。また、昨年は6~8歳の男の子の中で2位となった「キャラクタートイ」が今年は4位に後退し、「電車・乗り物」が2位、「ブロック」が3位に浮上する結果となりました。一方、3~5歳の男の子では、昨年と比べて1.6%とわずかですが、2位のキャラクタートイの人気がさらに拡大しました。3~5歳の女の子に関しては、順位、割合ともに昨年からほぼ変わらず「キャラクタートイ」「人形・ぬいぐるみ・フィギュア」「おままごと」が上位を占める結果に。6~8歳の女の子では、「キャラクタートイ」「人形・ぬいぐるみ・フィギュア」の支持率は変わらないものの、昨年3位だった「テレビゲーム・ゲームソフト」が22.0%で1位に躍進しました。
続いて、プレゼントするおもちゃのキャラクターについて聞いたところ、こちらも順位は入れ替わっているものの、「すみっこぐらし」「ディズニープリンセス」「アナと雪の女王」「鬼滅の刃」「プリキュアシリーズ」が今年もトップ5をキープしました。その中で、最も人気を集めたのは昨年2位だった「すみっこぐらし」で、6~8歳の女の子では26.3%で1位となっており、高い支持を得て躍進しました。また、2位以降の4キャラクターはどれも10.7%~10.3%の僅差となっており、今年は人気が分散していることが推測できます。
年代別では、3~5歳の男の子では「トミカ」が1位を獲得。2位は「きかんしゃトーマス」と、乗り物に関するキャラクターが人気という結果になりました。6~8歳の男の子は、昨年トップ3に入っていた「スーパーマリオ」「ポケットモンスター」「鬼滅の刃」が順位の変動はあるものの、今年もランクインしており、昨年に引き続き高い支持を集めていることがわかりました。また、3~5歳の女の子もトップ3は昨年と変わりませんでしたが、「プリキュアシリーズ」が昨年の19.0%から27.0%へ大幅に伸び、1位となりました。「すみっこぐらし」も20.3%で4位となっており、3~5歳と6~8歳両方の女の子における人気が全体ランキングでの順位を牽引しています。6~8歳の女の子についてもトップ3は昨年と同じとなっており、「すみっこぐらし」が1位に躍進する一方、「アナと雪の女王」が人気を維持しているということがわかりました。
今年のクリスマスの過ごし方について聞くと、「自宅でディナー」(58.1%)、「自宅に装飾・クリスマスツリーを飾る」(35.2%)、「自宅でパーティーを主催する」(18.7%)という結果になりました。71.3%が自宅で過ごすいずれかの項目を回答しており、おうちクリスマスの傾向は昨年(71.0%)と大きく変わりませんでした。一方で、「イルミネーションを見に行く」人は5.8%から7.5%に、「テーマパークへ行く」人は3.3%から4.1%と、クリスマスならではの外出を予定する人も増えつつあるようです。 過ごし方の工夫について尋ねると、「コロナであまり動けなかった分、例年より豪華なクリスマスにしたいと思う」(熊本県、30代男性)や、「旅行やお出かけは控えているため、家での飾り付けや普段は控えているテイクアウトを活用したいと思う」(大分県、30代女性)といった声が多く寄せられました。昨年は子どもとケーキの手作りなど、おうち時間を充実させる傾向が見られましたが、今年はテイクアウトなどを活用してご馳走や少し豪華なケーキなどを用意したいという声が目立ちました。 クリスマス全体にかける予算に関しては、73.9%が昨年と変わらないと回答したものの、20.6%が予算を増やす予定と回答。項目別では、「おでかけ」の予算を減らす予定の人が15.4%いる一方、「食事」や「プレゼント」に関しては、共に15%以上が予算を増やす予定であることが判明しました。
クリスマスには、「ずっと欲しかったおもちゃがプレゼントでもらえるかもしれない」とワクワクしている子どもたちも多いのではないでしょうか?今回、クリスマスプレゼントの贈り主について調査したところ、9割近くの子どもたちがサンタさんからプレゼントをもらう中、14.6%がサンタさんと親の両方からプレゼントをもらうということが明らかになりました。また、サンタさんからのプレゼントは、約8割が「手紙を書く」などしてサンタさんにお願いしたものが贈られる一方、親からのプレゼントの約3割が「飽きずに長く遊べるものを選ぶ」など、親が選んだプレゼントをサプライズ形式で贈られる割合が高くなるという結果が判明しました。
このほか、祖父母や親戚からもプレゼントが贈られると回答した人も65%いることから、家族や親戚から贈られたたくさんのプレゼントをクリスマスまでツリーの下に飾っておく欧米のクリスマスシーンのように、複数のプレゼントをもらう子どもたちが増えていることがうかがえます。
今回の調査から、今年も「おうちクリスマス」という楽しみ方は大きく変わらないものの、「外出できなかった分、ちょっと豪華に」というパパ、ママから子どもたちへのご褒美の気持ちも込められたクリスマスの傾向が分かりました。トイザらスは今年も、子どもたちがサンタさんへのお手紙を投函できる「サンタポスト」を店舗およびオンライン上に設置するとともに、今回のランキングで大人気となったおもちゃが盛りだくさんの「クリスマスカタログ」を今年も発行しました。今年も例年とは違った環境でのクリスマスとなりますが、引き続き店舗でも感染対策を実施し、皆さまのプレゼント選びを精一杯お手伝いし、子どもたちが素敵なクリスマスの時間を過ごすためのサポートをさせていただきます。
デジタルカタログURL:
https://www.toysrus.co.jp/ecatalog/dl/Christmas2021.html
調査期間:2021年10月30日~31日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:1200名
調査対象:3~8歳の子どもがいて、クリスマスにプレゼントの予定がある方