日本車でありながら、ごくまれに海外でしか販売されないという車種もする。ホットウィールがモチーフに選んだスバル ブラットもそんな1台。ブラット(BRAT)はBi-drive Recreational All-terrain Transporterの頭文字をとったものとされるが、BRATという単語は「やんちゃ坊主」的な意味も持ち合わせており、ピックアップトラックではあるものの、商用ではなくレジャーカーとして販売されたことがわかる。エンジンはベースとなった乗用車、レオーネ譲りの1.6リッター水平対向4気筒を搭載し、駆動方式は4WDとなっていた。また荷台に備わる後ろ向きのシートはカスタマイズされたものではなく、新車時から備えられたもので4人乗りとなっていた。ホットウィールでは実車よりも大ぶりなオフロードタイヤを履き、それを覆うようにオーバーフェンダーを備えたカスタム仕様を再現している。