1989年に日産から180SXが発売された。前年に発売された5代目シルビアと車体骨格などをシェアしながら、ハッチバッククーペに仕立てられていた。
またシルビアと大きく印象を異にするのがフロントマスクで、横長のハウジングに小径丸型6灯の固定式ヘッドライトを備えたシルビアに対して、180SXは点灯時にライトが下から起き上がるリトラクタブル式ヘッドライトが特徴。
1999年まで生産された間に2度のマイナーチェンジを挟んでいることから1989~91年までの前期型、91~96年までの中期型、96~99年までの後期型に大別される。
ホットウィールでは後期型の180SXと、180SXのフロントマスクをシルビアのそれとそっくり入れ替えるカスタム手法で生み出されたシルエイティの2台をセットにしている。
リアは共に180SXであるが、丸型4灯の後期型と、台形基調の前期/中期型との違いを確認してみるのも楽しい。