1985年、グループA規格レース用のホモロゲーションモデルとして発売されたM3。
太いタイヤを履けるようにブリスタータイプのオーバーフェンダーを備え、専用設計の4気筒DOHCエンジンが搭載された。
以後、今日に至るまでBMWを代表するスポーツモデルとして君臨している。ホットウィールがモチーフとしたのは3世代目のM3(E46型)で、2000~2006年まで生産された。
4世代目のM3(E92型)にはV8エンジンが搭載されたこともあって、現在もBMW好きの多くがこだわる最後の自然吸気6気筒エンジン搭載のM3として珍重されている。
外観もE92型からは前衛的なデザインに変更されたこともあって、E30型の面影を残すE46型の人気は今も高い。ボディカラーはE46型M3のデビュー当時のイメージカラーであったフェニックスイエローを思わせるもので、BMW好きにはたまらないアイテムといえるだろう。