1953年に製造が開始されたトヨタ ジープBJ。1954年にジープの名称がアメリカの「JEEP」の商標権に抵触することもあり、ランドクルーザーと改名された。
その後、ランドクルーザーは1955年と1960年に2度のフルモデルチェンジを受ける。
当初は高機動車として、道なき道を行く道具的なキャラクターだったが、次第に移動手段としての快適性への要望も高まり、1967年には今で言うSUV的な5ドアステーションワゴン型のFJ55/56シリーズを発表。
ホットウィールがモチーフに選んだのは、その後継モデルとして1980年に登場したFJ60シリーズである。
堅牢なラダーフレームの上に、快適性も重視した乗用車然としたステーションワゴンボディを架装して、5名以上の乗員を路面状況を問わず快適に移動させることが出来ることから世界中で人気となった。