1990年代に活躍した日産のアイコニックなレーシングカー2台をセット。R390はル・マン24時間レースのために製作された車両で、英国のレースチーム&ファクトリー、TWR(トム・ウォーキンショー・レーシング)と共同開発された日産の量産車とは全く異なる車体の中央に、3.5リッターV6ツインターボを搭載。1997年と1998年にル・マン24時間レースに参戦し、1998年には星野一義/鈴木亜久里/影山正彦の日本人トリオが駆るR390が総合3位に食い込み日本のレースファンを歓喜させた。プリメーラは「欧州車のようだ」と評されることも多い、1990年デビューの中型セダン。高い車体剛性や、優れたハンドリング性能で人気を博し、それを活かして欧州のセダンレースのBTCC、日本のJTCCなどに参戦。JTCC参戦車両は市販車のプリメーラとボディこそ同様だが、低く落とされた車高や、大径ホイールによって迫力のフォルムへと変貌を遂げている。ホットウィールではJTCCマシーンの雰囲気を新金型で巧みにスケールダウンしていている。