ここ数年は、ホットウィールのコレクターナンバーの1/250は、ホットウィールが主催する『レジェンドツアー』の優勝車をモチーフにしたモデルが選ばれるのが恒例となっている。2025年の1/250は、2023年のレジェンドツアーで優勝したニュージーランドのクリス・ワトソン氏のお手製カスタムカー、キメラ(異質同体の意)が題材となっているが。同車は初代マツダ MX-5ミアータ(日本ではユーノス ロードスターとして販売された)をベースに日本の街道レーサーをヒントにしたビス留めのワークスオーバーフェンダーやオイルクーラーなど装着。オイルクーラーの配管をフロントフェンダーに敢えて剥き出しとし、無機質なカラーリングでまとめるなど、世紀末チックなサイバーパンクテイストで仕上げているのが面白い。