1970年にイタリアで行われたトリノショーで発表されたプロトタイプカーのランチア ストラトス ゼロ。
デザインしたのは後にストラトス HFやあのカウンタックをデザインしたことでも有名なマルチェロ・ガンディーニ氏で、とにかく低いクルマを求めた結果、全高は僅か84cmに抑えられている。
エンジンはランチアのスポーツカー、フルビアHF用の1.6リッターV4エンジンが車体中央に搭載されていた。
ストラトス ゼロはあくまでプロトタイプではあるが、全高の低い、ミッドシップスポーツカーという基本コンセプトはストラトスHFに受け継がれている。