1953年にアメリカ車としては稀有な2座席のスポーツカーとしてデビューしたコルベット。
現在は2020年に登場した8代目のC8が販売されている。8代目は、コルベット誌上最大の刷新が行われ、エンジンの搭載位置を旧来の車体前方から、ドライバーの背後、車体のほぼ中央に移設したことでも話題を呼んだ。
ホットウィールが題材としたのは、C8をベースにパット ミラー社とGMが共同で開発した耐久レース専用車両のC8.Rだ。
車幅が117mm広げられ、カナードや大型のリアウィングを装備。エンジンは市販車よりも0.7リッターほど排気量縮小されたエンジンを搭載する。
同車はアメリカで人気の高いIMSAスポーツカー選手権において、2020年、2021年の両年でチーム、コンストラクターズ(自動車の製造団体)、ドライバーの部門を制するなど、圧倒的速さを見せている。