アメリカでもっとも売れているクルマとして確固たるポジションを長らく築いているのがフォードの大型ピックアップトラックのFシリーズだ。
アメリカではピックアップトラックは日本の商用車的な扱いではなく、乗用車として使用されることが多い。SVTライトニングはスポーツカーとピックアップトラックの融合を図ったという、実にアメリカ的なモデルだ。
SVTはフォードの高性能車やレース車両開発部門のSpecial Vehicle Teamの略で、同部門がエンジンやサスペンションのチューニングを施したのF-150がライトニングとなる。
ホットウィールが題材に選んだのは、『ワイルド・スピード』シリーズの第1作で、ブライアンが勤務する自動車パーツショップの営業車として登場する初代SVTライトニングだ。