1985年からアメリカ軍の軍用車両として生産が開始された、AMゼネラル社製のHMMWV(High Mobility Multipurpose Wheeled Vehicle)、通称ハンヴィー。
同車をプライベートカー(=民生用)として買えるようにしてはどうか、と提案したのは俳優のアーノルド・シュワルツェネガー氏と言われ、それを受けて1992年AMゼネラル社はハマーというブランドを立ち上げ民生用のハンヴィーの販売を開始した。
当初はAMゼネラル社が製造と販売を行っていたが、1999年にGM(ゼネラルモーターズ)が販売権を獲得し、それを機に名称もハマーH1と改称された。
ハマーH1には4ドアのオープン仕様、ピックアップ、さらにステーションワゴン仕様が用意され、ヘビーデューティ車の頂点として、人気を博し、日本にも少数が輸入された。
約2.2mと大型トラックばりの全幅で狭い日本の道を走る姿は衝撃的でもあった。ホットウィールではそのピックアップ仕様をモチーフに選んでいる。