1994年、アウディの基幹車種である4代目80シリーズに初めて設定された高性能グレードのRS2。ポルシェとの協業で生み出され、RSはRenn Sport(ドイツ語でレーシング・スポーツの意味)の頭文字をとったもので、当時のステーションワゴンとしては驚異的な260km/hオーバーの最高速度を誇った。その後、アウディの各サイズ・各車に設定されたRSモデルだが、ホットウィールではミディアムクラスのA6シリーズのステーションワゴン(アウディではアバントと呼ぶ)をベースに、560馬力を発生する4リッターV8エンジンを搭載して、駆動系や足回りを強化した3代目RS6を題材に選んでいる。この3代目RS6の最高速度は、305km/hとスーパーカーさながらの俊足ぶりを見せる。3代目RS6は2012年から2018年まで製造されたが、ホットウィールでは2015年のマイナーチェンジを挟んだ、後期型を題材にしており、新意匠のマトリクスLEDヘッドライトなどもパッド印刷でリアルに表現されている。