2018年に始まった実車のカスタムカーコンテスト、ホットウィール・レジェンドツアー。その優勝車は後にホットウィール化されるという栄誉が与えられるが、このボルボP1800ギャッサーは2021年のレジェンドツアーで優勝した、英国のリー・ジョンストン氏が製作した1台。ベースとなったのは1960年から1974年まで生産された、スウェーデンはボルボのスペシャリティカー、P1800。P1800はイタリアの著名な自動車デザイン会社、フルアが手掛けたスタイリッシュなボディが特徴。リー・ジョンストン氏は同車を元に、アメリカで人気のドラッグレース(1/4マイルの距離をいかに速く走り抜けるかを競う)で、1960年代に高い人気を誇ったギャッサー・カテゴリーの流儀に則ってカスタムしている。アメリカ車用の7.4リッター超のV8エンジンを600馬力程度まで改造して搭載し、その大パワーを後輪に余すことなく伝えるために、フロントの車高が高くリフトアップしているのが特徴。今回のリリースではホットウィールのオリジナルデザインで仕上げられている。