1953年に登場し、現在に至るまでアメリカを代表する2座席のスポーツカーとして世界的にファンの多いコルベット。エンジンは1955年以降は一貫してV型8気筒を搭載しており、後輪駆動方式を採るのも不変のままだ。ホットウィールでは現在で8代目を数えるコルベットの2代目と3代目をモチーフに選んでいる。'69 COPO コルベットは通称C3(Corvette 3rd generationの略)と呼ばれる3代目コルベットの鉄製バンパーを備えた初期型をベースにしたレーシングカーを再現。車名にあるCOPOはCentral Office Production Orderの略で、顧客の要望で自動車メーカーに仕様を特注できるプログラムとなっており、強力なレース用エンジンやハードなサスペンションなどを装備していることを意味している。外観上はエンジンフードが標準仕様と異なっている。また同車はオープン仕様をベースにしており、着脱式のハードトップが装着した状態となっている。カスタム コルベット "スティングレー" クーペはC2と呼ばれる2代目コルベットで、レース用に5台が生産されたGS(グランスポーツ)風のオーバーフェンダーを備え、カラーリングもそれに準じたコルベット好きにはたまらないスタイルにカスタムされている。