1963年に登場した第2世代のコルベット。
“スティングレイ(=アカエイ)”のサブネームが付けられていたが、魚類を思わせる個性的なフォルムが特徴だった。
エンジンは強力なものとなり、サスペンションも近代化され動力性能は飛躍的に向上。
そこで手腕を奮ったのがGMのエンジニアで、コルベットの育ての親とも言われるゾーラ・アーカス・ダントフ氏で、氏は秘密裏に2代目コルベットを使ったレース計画をスタートさせる。
その結果産み出されたのがグランスポートで、当初の計画では当時の国際GTレースカー規格のホモロゲーションを獲得するために125台が製造される予定だった。
しかし、折悪く1963年にGMはモータースポーツ活動から撤退する方針を打ち出した。
エンジンは820ccほど排気量アップして、シャシーも大幅にアップグレードされ、大きく切り欠かれたフェンダーアーチとオーバーフェンダー内に極太のレーシングタイヤが収められている。
<セット内容>ミニカー1台